昨日は、YICの第8回目講義の日でした。
カルマ・ヨーガについての解説と、ヨーガ・スートラについて学びながら、
自分の作成したレポートなどを発表しあいます。
カルマ・ヨーガというのは 「行為のヨガ」といわれ、私たちが生きている上で
必ず関わっている行動そのものをさしています。
また、行動の結果も意味します。
つまり巷に 「カルマ・ヨーガ 体験クラス」というものは無いわけです!笑
カルマ、と聞くと 何か因縁とか前世からのしがらみといったものを連想される方も
いるでしょう。
しかし 本来はサンスクリット語(現在では あまり使われていない古い言語)の
kri(クリ)から出ており、言葉としては単に「働き」を意味するものとして扱っています。
↓参考文献として、今回の授業ではこちらを使用しました。スワミ・ヴィヴェーカナンダ講演集のひとつです。文化や国籍、思想や宗教などの縛りが無いため、わかりやすく、読みやすい内容になっています。
要約すると、「お金のためでも、名声のためでも、他の何者のためでもなく、
何の動機もなしにただ善意をもってして働くということ。無執着は、完全なる自己滅却である」、
ということについての講演内容がまとめられています。
こうした生き方を完全に実践するのはたやすいことではありませんが、実際に
体現しようと努力をされていた代表的な人物には、
マハトマ・ガンジーやマザー・テレサといった有名人が挙げられますね。
彼らの生き方が、周りの人々に、また彼ら自身に一体どのような影響を与えたのかは、
我々も知るところです。
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