2013年7月31日水曜日

深淵なる哲学の道。


先週末、ラジャナカ・タントラ哲学の学びを伝えるため NYからエリック・ストーンバーグ先生が来日されました。


エリック先生は、ソーホーのヴィラヨガで指導される一方、哲学や瞑想、国内外でのリトリートなど多数で活躍されています。

  エリック先生近影( とってもチャーミングで、素敵な先生でした!)


ラジャナカ・タントラは日本では まず学ぶ機会が少ないため、今回の講話シリーズは本当に大変 貴重な機会。(ヨガ哲学おたくの私には、特に!笑)


また昨年 私がマーク先生の元で学んでいた 哲学は、今回の講話クラスを理解する上でとても役に立ちました。


なぜなら、これら二つの哲学は 同じ所から生まれ系統が分かれたものだったのです。。!


どちらが優れた哲学か、という比較は出来ません。それは男性と女性のどちらが優れているか?という質問と同じようなもの。



もちろん異性に限らず、お互いの事を理解するためには、自分自身、そして相手をよく知る必要がありますよね。


ラジャナカには、これまで私が知っていたヨガ哲学の更に奥、より濃密な拡がりが隠されていました。


これら二つの哲学は、まるで互いを補完し合うかのように対照的な面白い特徴を備えていて、、、


最近 ヨガ哲学のゴールが、少しは見えて来たかな〜と思えていた私の 淡い期待は見事、覆されてしまいました(笑)σ^_^;


深淵なる、インドの神話やヨガ哲学の世界。。。



こうした物が、なぜ何千年という時を経ても残って来たのでしょうか。



先生曰く、それは私達に、より深い人生への理解や真実を導き出させるための道具として利用されて来たから。
いわば最古のエンターテイメントでもあり、虎の巻のような物かも知れません。



一方現代に生きる私達は、沢山の書物や映画、音楽、インターネットから好きな物を選び 自らの知識や感性に取り込む事が出来ます。



ですが、誰もが最初から完璧に物事を理解していたわけでは無いはず。



例えば生まれたての赤ちゃんが、言葉を話す前に「聞いて」覚えるように。
学校や家庭で、親や先生 友達や兄弟から「聞く」事。そこから、自然と学びの機会は始まっていたはずなのです。



タントラヨガとは、人から人へと継承され、耳から耳へと伝えられてきた伝統。自分で学ぶというよりも、他人から学ぶ事が多いため特別な書物や文献は、あまり残されていません。




そして教えられた事をただ受け取るのでは無く、相手の言葉を通して感じとるもの。自分自身が理解して、自由に受け取るものなのです。



今の私はといえば、膨大な新しい情報に まだまだ興奮冷めやらずですが、、、同時に特別な、秘密の宝物を手にした気分でもあります。
(^^)



いつか このお話を、皆さんと共有出来るのを楽しみにしています!



そして 素晴らしい時間を提供して下さったエリック先生とスパンダ・ヨガスタジオの久美子さんに、心からの感謝と敬意を捧げたいと思います。

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