2012年12月13日木曜日

自由への疾走 Part1

12月に入りましたね。
寒い日が続いていますが、刻一刻と年末の足音が聞こえてくるようです。


皆様、冬支度は整いましたか?
忘年会やクリスマス、年賀状の準備など イベントが目白押しの12月。
一年で最も、慌ただしく過ぎ去るシーズンかもしれません。


ところで先日、私はイマージョンシリーズのために再度来日された ノア先生のクラスに参加して来ました☆


本来はイマージョン集中トレーニングの一部ですが、朝の9時から13時までは オープンクラス。トレーニングの参加者以外にも開かれていたのです(と言っても、参加しているのは やはりヨガ講師ばかりでした。)



毎回、難易度の高いアサナへの取り組み方や修正方法などを 時に厳しく、時にユーモアを交えて教えて下さる先生。



後でしっかり筋肉痛になりましたが(笑)今回も、とても有意義な楽しい時間を過ごす事が出来ました。



特に印象に残ったのは、先生の「Let's Try.」とりあえずやってみよう。という一貫した姿勢。



まず挑戦してみて、そこから自分自身で学び取ること。。幾ら先生が言葉で説明したり、素晴らしいデモンストレーションを見せたとしても それは外からの単なる情報、きっかけに過ぎないわけです。



自分の体験に変えて、実践に取り組むこと。。これは、何事にも共通する学びの姿勢ですが、当たり前で簡単な様で意外と?!難しいんですよね。



ヨガの実践は時に、ストイックで排他的なものだと誤解されることがあります。確かに、一人で練習する事もありますが、その間 他の事は何も自分には関係無い、という態度とは違います。



本来のヨガの語源は「繋ぐ」、つまり何かと何かを結び付けるという意味。
その目的は、とてもシンプルで単純なもの



小さな「自分自身」という、限定された思い込みや、一個の肉体による束縛からの解放。



な〜んて書くと、また(´Д` )???ですが(笑



例えばクラスでヨガをしている時。呼吸や身体を意識しながら、安定した状態を探します。
自分自身を雑な丸ごと一個の肉体、と考えるのでは無く 細かい部分の集合体だと再発見する作業です。



全ての感覚がバラバラでは、肉体の操作はより困難になる事でしょう。ヨガではアサナという目的に向かう事で、統一感が出てきます。



たとえば自然の波を乗りこなすサーファーや、まるで生き物のように感性豊かに楽器を弾く人。
波という目的に向かって、心と体を一つにしていく。そこに、水が無ければ 泳げないし 楽器が無ければ演奏も生まれない。




たとえばコーラス一人ひとりの発声が、メロディーと重なり合って響き合う合唱。
これってまさに個を超えた能力が引き出されていく、調和と発展の象徴です。



私達が誰かや何かと繋がる時、、、練習や学びを通して自分自身の心と身体が調和する時、全ては同じ方向に向かっています。



それこそが、誰もが本来心の中に持つ真の静けさ 心の平安。何物にも縛られていない、本物の自由と繋がる瞬間です。 無心さ。。



どんな行動でも、取り組み方で本当の自由へと向かう。
それは物や人、道具や自然を介する場合もあります。
あなたを自由へと疾走させていく行動は何ですか?



ヨガの練習は楽しいけれど、先生や 仲間たちと学ぶ時間、クラスで皆さんと共有する事こそが 何よりの推進力。そこには、たくさんの発見があります。



今年も、多くの方と出会い 共に学び合う機会をいただけた事に、たくさんの気付きをもたらしてくれたインスピレーションの数々に心から感謝します。いつもクラスに来て下さる皆さま。失敗や反省の多い、無知な私を支えてくれる友人や家族にも、ありがとう。



これからは、もっと色々な事に学ぶ姿勢を持って 新しい事にもチャレンジしよう!と思います。(かなり偏っていますので 笑)



ヨガも、人生も。日々の行動と、感謝の積み重ねですね。。。

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